古い雑誌を整理していて、BRUTUSの2002.3.15号「あなたが乗ってもいいクルマ!ダメなクルマ?」内の、「リリー・フランキーの「攻め」のクルマ選び。」というコラムがなかなか味わい深かった。
というか、共感しまくりだった。
道端に停めた、自分の車に戻る時。10m手前から「シブいなぁ」とうなずき、5m前では思わず立ち止まり「やっぱ、カッコいいわ、コレ」と、自分と自分の車に酔っ払えるような車に、乗ってますか?
誰がって訳じゃなく、自分が一番盛り上がれるマブい車。とにかく、車もオンナも、そういうシビレ感じながら接してる時が一番ゴキゲン。
「マブい」って表現にややひっかかるが、、、ここは許そう。
車のTVなどで”足回りは前のタイプとは……”なんつってるのは「車が好き」な人であって、ボクらなんかは「車乗っているオレが好き」なのだから、エンジンさえ載ってればあとはマブけりゃいいワケです。
そうそう。足回りとか興味ない!
そして、これも共感したのは、車が生活に欠かせない地方と異なり、東京では業務用でない限り車は「足がわり」ではなく「靴がわり」。つまり、車はファッションとして悦に入るための道具だと。だから東京は外車が多いと。
いやー、まさにそう。
自分の場合は、上と同じような趣向で車を買ったものの、他人を乗せたりすると実用性も求めたくなったりし、さらにたいして乗らないのに都心で維持費を払っていることが嫌になり手放してしまった。
また買うときは、「マブい」車買いたいね。