9/15の日経朝刊文化欄の奥本大三郎氏のコラムに引用されていた
佐藤健太郎著の「炭素文明論」より。
・人口甘味料の王者に君臨するのは、砂糖の600倍もの甘さを誇るスクラロース
・スクラロースは砂糖分子の水酸基(OH)の一部を塩素に変換したもの
・これらの甘味料は、舌の甘味受容体をだまして結合し、脳に甘味を感じさせる。しかし、胃腸はこれを糖と認識せず、吸収されないためカロリーはない
確かに食欲や甘さやしょっぱさへの欲求は身体が求めていることもあるが、脳がより強く求めているところも多そうで、「カロリーゼロ」商品はその脳を騙して成立しているわけだ。