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江國香織さんの短編集「号泣する準備はできていた」を読んで

号泣する準備はできていた

江國さんの小説に接するのは、先日読んだ『つめたい夜に』に次いで二作目。 『つめたい夜に』でもそうだったが、言葉を選ぶセンス、表現の切れ味がずば抜けている。 そして、普段自分が無意識に漠然と思っていることを言葉にしてくれる・・・

人びとのかたち/塩野七生著

ひとびとのかたち

塩野七生氏による、映画に関するエッセイ。 氏はイタリアに関連する歴史物の作家として有名だが、自分がそちら方面があまり得意でないこともあり読んだことはない。 本作が、初めて接する氏の作品となった。   まずは、わ・・・

舟を編む/三浦しをん著

ふねをあむ

三浦しをん著のベストセラー、映画化もされている。 話の内容もうっすらとは知っていて、興味は持っていた。 今回、一年ほど前に、楽天koboのキャンペーンを利用して無料でダウンロードしていたのを、ようやくiPadで読んでみた・・・

愉楽の園/宮本輝著

ゆらくのその

かなり好きな部類に入る、作家の一人、宮本輝。 大阪への往復の移動の際に読もうと、本書を手に取る。 もともとは文藝春秋に連載されていたもので、連載期間は1986年5月号~1988年3月号まで。 舞台はタイ、バンコク。 80・・・

長崎ぶらぶら節/なかにし礼著

ながさきぶらぶらぶし

長崎には少なからぬ縁があり、本書をチョイス。 ただし、どうもこのタイトルは好きになれない。 舞台は明治15年頃から、昭和の前半にかけての長崎。 芸者という稼業について。 色気があれば休む間もなく口説かれるし、色気がなけれ・・・

もうひとつの恋/俵万智著+浅井慎平写真

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普段、俳句や短歌を読むことはほとんどない。 ただ、俵万智さんについては、親が好きだったこともあり、幸運なことに私も触れる機会が時々ある。 本作は1988~89年に「月刊カドカワ」に連載された、浅井慎平氏の写真と俵万智さん・・・

【書評・感想】 バイバイ/鷺沢萠

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DVDを観る気がしなくって、薄めのこの本を読むことに。 恋愛の話かと思いきや、そんなスウィートな話ではなく、人間の話だった。 小さい頃に親戚の家を転々としながら育ち、人に嫌われないように生きてきた主人公。 祖父の影響もあ・・・

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