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長崎ぶらぶら節/なかにし礼著

ながさきぶらぶらぶし

長崎には少なからぬ縁があり、本書をチョイス。 ただし、どうもこのタイトルは好きになれない。 舞台は明治15年頃から、昭和の前半にかけての長崎。 芸者という稼業について。 色気があれば休む間もなく口説かれるし、色気がなけれ・・・

ゴールデンボーイ/スティーヴン・キング著

「刑務所のリタ・ヘイワース」と違って、こちらはホラーというか、サスペンス要素が強い。 ただ、前半がやや間延びする。その理由の一つに、翻訳ものだということがあるだろう。訳が悪いとのではなく、固有名詞を含めて考えながら読まな・・・

刑務所のリタ・ヘイワース/スティーヴン・キング著

『ショーシャンクの空に』の特典DVDボックスに、原作となったスティーブン・キングのこの小説も入っていて読むことに。 おおよそは映画と内容が同じ。 ただ、語り部たるレッドの色が強い。 また、映画では省かれている、細かい部分・・・

遠藤周作の長編小説「ただいま浪人」を読んで

自分自身も浪人経験があったこともあり、十年来読もうとしていたが、ずっと本棚の片隅にあり続けた本。 というのも、700頁を超す大作なうえに上下に分かれてもいないので、文庫といえども持ち運びにも不便だし、読み始めるのに気合い・・・

【書評・感想】 帰れぬ人々/鷺沢萠

好きな作家、鷺沢萠の短編集。 御殿場へ向かうロマンスカー内と、山小屋内にて再読。 短編ということもあり、読後に強い印象は残らない。 なので、以下、書評というよりも、気に留まった表現、箇所を記録にとどめておく。 川べりの道・・・

【書評・感想】 秘祭/石原慎太郎

石原慎太郎の作品を読んだのはこれが初めて。 200頁強程度のボリュームだが、なかなかに濃厚な雰囲気を醸し出している。 八重山諸島の小さな離島が舞台。 そこで年に1度行われる秘祭。 何が”秘”なのかは、知ってしまえば驚くほ・・・

【書評・感想】 蛇を踏む/川上弘美

芥川賞受賞作。 昔に読んだ川上さんの作品(たしか「ありがとう」)とは違った印象。 といっても、「ありがとう」がどんな作品だったかの記憶も曖昧だが。 大人向けのおとぎ話のような、夢の中の話のような。 ストーリーはあるが、ふ・・・

【書評・感想】 剣客商売/池波正太郎

数年前に友人から誕生日プレゼントとして貰ったうちの一冊。 今まで二の足を踏んでいたのは、そもそも自分が歴史小説、剣豪小説に関心が薄かったことと、本作のタイトルの固さ、そして、装丁というか表紙絵の固さにあった。 しかも、読・・・

【書評・感想】 見知らぬ私/綾辻行人・鎌田敏夫・鷺沢崩・篠田節子・清水義範・高橋克彦・松本侑子・森真沙子

一話ずつ作者が異なる、短編ホラー。 綾辻行人や鷺沢萠など著名な作家で固められている。 どの作品も面白さはあるが、やはり短編は短編。 個々の作品の印象は薄くて、しばらくしたら内容を忘れてしまいそう。 ホラーという、非現実的・・・

【書評・感想】 バイバイ/鷺沢萠

DVDを観る気がしなくって、薄めのこの本を読むことに。 恋愛の話かと思いきや、そんなスウィートな話ではなく、人間の話だった。 小さい頃に親戚の家を転々としながら育ち、人に嫌われないように生きてきた主人公。 祖父の影響もあ・・・

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