好きなものに囲まれて暮らすのも悪くない?

江國香織さんの短編集「つめたい夜に」を読んで

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名前はもちろん知っていたが、作品をちゃんと読むのは初めての作家さん。 友人から借りて、初めて接することができた。 読みやすさを気づかってくれたのか、小説の短編集だった。 なんだろう。 子どもや老人が登場する話がいくつかあ・・・

マラソンやトレイルランニングレースでの行動食の補給計画についての考察

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雑誌『山と渓谷』(以下、「山渓」)の2016年10月号に行動食についての記事が掲載されており、なるほどなるほどと思いながら読んでいたのだが、そこの情報だけだと釈然としないところもあったので、さらに情報を集めてみることにし・・・

ベストセラー作家・池井戸潤氏の最新作「陸王」を読んで

陸王

初めて接する池井戸潤氏の作品。 ランニングシューズ×中小企業経営というところが、自分の境遇とも通じるものがあり、珍しく単行本を購入。   結果的には、文章のテンポがいいとも思えず、独自色が強い内容とも言えず、目・・・

宮脇俊三さんのエッセイ「椰子が笑う 汽車は行く」を読んで

椰子が笑う 汽車は行く

宮脇俊三氏の著作は、数年前に「シベリア鉄道9400キロ」を読んだことがあり、その本は捨てずにとってある。 本作には昭和58年~59年頃に書かれた鉄道旅行に関する四篇が収められている。 以下、備忘録的に、心に留まった箇所を・・・

「ちょっとそこまで」(川本三郎著)の備忘録と感想

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著者の川本三郎氏については、映画評論でその名前は知っていた。 本作は、タイトルのとおり、”ちょっと”した旅についてのエッセイ集で、1980年代の中盤頃を中心に、1990年頃までに書かれた作品。   以下、記憶に・・・

寂聴 般若心経/瀬戸内寂聴著

般若心経

特定の宗教に心酔しているなんて事もないし、各宗教に対する好き嫌いもないが、人間が作り出した「宗教」という仕組みには興味があり、それに触れられる機会は持ちたいと常々思っていた。 また、一方で、瀬戸内寂聴の人となりにも興味を・・・

彼らの流儀/沢木耕太郎著

かれらのりゅうぎ

沢木耕太郎氏のエッセイは、いつ読んでも、どれを読んでも、安心して読める。 本作は、様々な人の「流儀」にまつわる、33編からなるエッセイ。 毎度のことながら、沢木氏の文章が醸し出すペーソスに触れつつ、登場人物の様々な人生か・・・

【最終章】うへっ!悪名高きバックドア系マルウェアの「FilesMan」が仕込まれていたことが判明

backdoor

「WordPressの.htaccessが勝手に書き換えられて、しかもパミッションが444になるときは…」の投稿でも書いたとおり、私が管理しているサーバーの一つに、マルウェアが仕込まれてしまった。 ネットでいろいろ情報を・・・

人びとのかたち/塩野七生著

ひとびとのかたち

塩野七生氏による、映画に関するエッセイ。 氏はイタリアに関連する歴史物の作家として有名だが、自分がそちら方面があまり得意でないこともあり読んだことはない。 本作が、初めて接する氏の作品となった。   まずは、わ・・・

日常を形作る「名づけえない時間」を意識したい

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本日の日経朝刊の文化欄、作家の滝口悠生(たきぐちゆうしょう)氏の「家事と小説」は響く内容だった。 作家業のかたわら家庭の家事を主に担当している作者。 家事は、時間や労働力だけでは計れない奥深い大変な仕事だと日々実感してい・・・

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