一人の時間の効用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ダイナースクラブの会員誌に『SIGNATURE』というものがある。

わたし自身は会員ではないのだが、家族が会員だったため、家族と同居していた学生の頃に時々パラパラと眺めていた。

そこにエッセイが毎月何本か載っていたのだが、そのクオリティがなかなか高く、楽しませてくれた。

今回、1998年8月号だからもう20年ほどが経っているが、クリッピングしていた記事が出てきたので、その中から今読んでも感じるところがあったものを紹介する。

 
常々わたし自身も、一人の時間は大切だと思ってはいたが、一人の時間の効用について作詞家の松本一起(まつもといっき)氏のエッセイで、あらためて考えさせられた。

興味本位だけではない、何か自分にとって気付かせてくれるきっかけがある

誰かといるときは気に留めないことが、ひとりでいるときにふと気に留まることは確かにある。

自分のために時間を使ってあげられる

いつもと違う自分を発見出来る

自分のために、意図的にひとりの時間を使ってあげることで、いつもと違う自分が見つかることもあるだろうし、日々の生活を俯瞰して見ることもできる。

一人に慣れる、ということで以前よりもたくさんの目と耳をもてた。そして何よりも、一人でいることの窮屈さを感じなくなった。自分のために、何かをしてあげよう、と思ったら、一人になる。そんな結論を出して、喫茶店でもデパートでもレストランでも楽しめるようになった。

私は、一人でいることは好きだが、一人で喫茶店やレストランにいるのは得意ではない。

一人でいる時には、いつもとは違う”目と耳をもてる”と捉えれば、今までと違った感覚で過ごせるのではないかなあと、この文章を読んで思った。

 
そういえば、最近、昔に読んだサイバーエージェントの社長藤田氏の『渋谷ではたらく社長の告白』を読み返したのだが、その中に、

私は昔から大事な決断はいつもひとりのときに行っていました。なぜかひとりで考えているときに良い考えが浮かぶのです

とあり、彼もひとりになる時間を大切にしているとあった。

仕事のためという点でもしかり、それ以外の点でも、ひとりの時間を持ち、その時間を大切に過ごすようにしていきたい。


サブコンテンツ