危険ドラッグの事故が最近やたら多い原因とは

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ここ最近、やたら耳にする「危険ドラッグ」での事故。

今年4月に薬事法も改正され、製造者や販売者だけでなく、利用者も単純所持や使用で罰せられるようになり、1~6月で警察が摘発したのは145件。内29人が販売側、116人が使用側。
すなわち、摘発のニュースが増えたのは、法改正の影響なので不思議はない。

しかし、よくわからないのが、事故自体が増えているということ。

危険ドラッグの吸引が原因と考えられる死亡件数が、2011年は0人、12年、13年は8人だったのに、14年は半年間で24と一気に急増している。しかもこの数字は全都道府県の数字ではなく、明確に集計している31都道府県の数字のため、実際はもっと多いと考えられる。

また、吸引後に車を運転して暴走し、死傷事故を起こす件数も、3人が死亡、重軽傷者51人となっており、ここ最近毎週のようにニュースで耳にするようになっている。

なぜ今、事故が増えているのだろう。
10年以上前から脱法ハーブや脱法ドラッグは存在していたのに、それ絡みでの事故はあまり聞くことはなかった。
ここに来て、著しく蔓延してきたのだろうか。

と思って、調べていたら、そのヒントとなる記事を見つけた。

最初こそ効き目が弱く「代用品」でしかなかったが、法律の抜け穴を探り、生み出された製品は、効き目が強力になってきたと語っている。強力な脱法ハーブの効能は、ある程度薬物に慣れた者でもない限り、高い確率で大事件に発展しかねない危険性があるというのだ。
 
「最近のニュース沙汰になっている事故は、素人が最初から大量に吸い、後から症状が一気に襲ってきた結果だと思う。ドラッグにも手順があると知るべきだ」
(引用元:脱法ハーブ、規制強化で覚せい剤購入者増?販売業者の摘発を逃れる意外な手口とは?

これで少し腑に落ちた。
要は使用者も増えている上に、効き過ぎるドラッグになってきているということ。

7/31の毎日新聞の記事でも、以下のように書かれている。

体の硬直やけいれん発作など危険ドラッグによる症状は今年に入り特にひどい。ドラッグの作り手と乱用者が求めるのは『脱法』であることだけで、その物質で何が起きるか誰にも分からない危険な状況だ

吸引した本人の身に害が及ぶのは自己責任といえるが、他人まで巻き込む事故が増える事態はなんとか収束させてほしい。


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